アルモ(ALUMO)は20世紀初頭にスイス・サンクト・ガレンで創業し、現在はアッペンツェルに本社を置くシャツ用ファブリックメーカーのブランド。アルモは手摘みのコットンの使用やホルマリンの自粛など、全ての生産工程に環境配慮を行っており、ポプリン、サージ、オックスフォード、プリーツ、バスケットウィーブ、ゼフィア、ボイル、生産の難しいウール17%、コットン83%の混紡のファブリックなどを展開している。100番手、120番手、170番手、200番手の2プライヤーンで紡織するファブリックを生産するため、また細かい仕上げの工程を施すために、生産効率の悪い90cm巾のファブリックを未だに主流としている。アルモのファブリックは他社の同番手のファブリックと比較してスレッドカウントが高いことも特徴で、エルメス(HERMES)、ジバンシー(GIVENCHY)、シャルベ(Charvet)、バーニーズ・ニュー・ヨーク(BARNEYS NEW YORK)、ポール・スチュアート(Paul Stuart)、ランバン(LANVIN)などが使用している。
当ページの内容を引用される場合は、引用先のページから当ページヘリンクして頂きます様お願いします。推奨リンクコード